神奈川県の有名建築物22選【隈研吾・伊東豊雄・丹下健三など】

みなさんこんにちは、たけです。

今回は、神奈川県の有名建築物22選をご紹介します。

隈研吾・伊東豊雄・丹下健三といった名だたる建築家の作品を多数紹介しているので、是非最後までご覧ください。

では早速本題に入ります。

目次

神奈川県の有名建築物22【隈研吾・伊東豊雄・丹下健三など】

1.湘南T-SITE【クラインダイサムアーキテクツ・日本設計】

photo by Asacyan/CC 表示-継承 4.0

湘南T-SITEは、TSUTAYAやTカードなどを運営することで知られる企業「CCC」によって、神奈川県藤沢市に設立された蔦屋書店を中核とする商業施設である。

建築の設計は、クラインダイサムアーキテクツ日本設計が共同で行った。

蔦の模様が入った白い外壁が特徴的な本施設は、複数の直方体ボリュームが左右にずれを生じさせながら並列配置された全体構成となっている。

そして、くぼんだ外部空間にテラスや広場を設けることによって、内と外が干渉し合う豊かな建築空間が形成されている。

また、施設1階には、すべての直方体を貫通する全長110mにも及ぶ「マガジンストリート」と呼ばれるボイド空間が設けられており、本で埋め尽くされた街並みのような空間を作り出している。

建築詳細ページ

あわせて読みたい
【建築解説】湘南T-SITE|クラインダイサムアーキテクツ+日本設計 みなさんこんにちは、本サイト「建築LIFE」を運営するたけです。 今回は、神奈川県の湘南エリア・藤沢に建つ「湘南T-SITE」の建築的特徴を解説したいと思います。 是非...

2.ポーラ美術館【日建設計】

ポーラ美術館は、数多くの印象派絵画や日本近代絵画などを展示するための施設として、緑豊かな富士箱根伊豆国立公園内に建設された美術館建築である。

建築の設計は、日本の大手組織設計事務所「日建設計」が行った。

建築全体は、周囲の自然環境と調和するために、ボリュームの大半が地下に埋め込まれており、地上には高さ8m分しか顔を出していない構成となっている。

そのため、ポーラ美術館を訪れた来館者は、天井がガラス張りとなったエスカレーター(写真1枚目)に乗り、地下2階まで吹き抜けたアトリウムロビー空間へと向かっていく、という魅力的な空間体験ができるようになっている。

建築詳細ページ

あわせて読みたい
【建築紹介106】ポーラ美術館:日建設計 【ポーラ美術館とは?】 photo by Takuya Oikawa/CC BY-SA 2.0) ポーラ美術館は、箱根の森の中に溶け込むように存在する美術館である。 設計を務めたのは、日本の大手組...

3.横浜港大さん橋国際客船ターミナル【foa】

  • 設計:foa
  • 住所:神奈川県横浜市中区海岸通
  • 竣工:2002年
  • 用途:客船ターミナル駐車場 多目的ホール
  • URL:建築詳細ページ

横浜港大さん橋国際客船ターミナルは、国内のみならず国外からも多くの客船が発着する「横浜港」の玄関口となる施設として、2002年に建設された客船ターミナルである。

建築の設計は、当時無名であったイギリスの建築設計事務所「foa」が担当した。

コンセプト「Continuous Architecture(連続的建築)」

このコンセプトを基に、壁や床がシームレスに連続した、まるで丘や洞窟のような有機的な建築空間が作り出されている。

建築詳細ページ

あわせて読みたい
【建築紹介107】横浜港大さん橋国際客船ターミナル:foa 【横浜港大さん橋国際客船ターミナルとは?】 photo by Jo Anne Bondoc/CC BY-ND 2.0 横浜港大さん橋国際客船ターミナルは、国内のみならず国外からも多くの客船が発着...

4.湯河原駅前広場【隈研吾】

photo by Tokyo-Good/CC 表示-継承 4.0
  • 設計:隈研吾
  • 住所:神奈川県足柄下郡湯河原町
  • 竣工:2017年
  • 用途:駅前広場
  • URL:公式ページ

湯河原駅前広場は、JR東日本・東海道本線「湯河原駅」の駅前広場として、2017年に建設された建築物である。

建築の設計は、木材をふんだんに使用した和風建築を数多く手がけることで知られる建築家「隈研吾」が担当。

建築全体は、切妻型のガラスの屋根の下に、隈研吾お得意のスギルーバーが設置された構成となっており、木材の温もりと太陽の明るさが共存した豊かな駅前広場空間が作り出されている。

隈研吾はこの建築で、日本伝統の縁側空間のような「中間領域」を生み出したかったという。

5.桐蔭学園女子部中学校・高等学校【丹下健三】

photo by Wiiii/CC 表示-継承 3.0

桐蔭学園女子部中学校・高等学校は、幼稚園から大学院を擁する総合学園「桐蔭学園」の女子中学校・高等学校として、神奈川県横浜市に建設された学校施設である。

建築の設計は、日本を代表する建築家「丹下健三」が行った。

建築全体は、エレベーターや階段室が入る「垂直性の高いシャフト」と、各教室や実習室などが入る「水平性の高い直方体」によって構成されており、単純明快な構成ながら力強さを持った丹下健三らしい作品となっている。

上の写真にある、中途半端ともいえる直方体の切断面などを見ると、メタボリズム的な思想も感じ取れる。

6.UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店【藤本壮介】

  • URLをコピーしました!
目次