建築

ところざわサクラタウン・角川武蔵野ミュージアム【隈研吾】

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ところざわサクラタウンとは?

ところざわサクラタウンとは、有名建築家隈研吾氏が設計した、オフィスや商業施設、ミュージアム、神社などからなる大型文化複合施設である。

この施設は、ところざわサクラタウン本棟角川武蔵野ミュージアム武蔵野坐令和神社の三つの建物からなり、それらが一体として魅力的な複合施設を作り出している。

また、角川武蔵野ミュージアムは、紅白歌合戦で歌手のYOASOBIさんが歌唱した場所としても一時期話題となりました。

隈研吾とは?

  • 1954 生誕
  • 1979 東京大学大学院建築意匠専攻修士課程を修了
  • 1979 大手設計事務所の日本設計に就職
  • 1990 隈研吾建築都市設計事務所を設立
  • 1997「登米町伝統芸能館」で日本建築学会賞作品賞を受賞
  • 2009 東京大学工学部建築学科教授に就任

隈研吾氏は、木質ルーバーや木組みなどによる木材をふんだんに利用した建築で知られている。さらに、「負ける建築」や「見えない建築」といった、自然環境と調和し溶け込むような建築の在り方も追及されている。

建築概要

  • 所在地:埼⽟県所沢市東所沢和⽥
  • 竣工 :2020年4月
  • 用途 :複合文化施設
  • 構造 :SRC造 S造 RC造
  • 階数 :地下2階 地上5階
  • 高さ :41.390m

外観の特徴

ところざわサクラタウンは複数の棟からなる施設であるため、次の主要な施設三つの外観の特徴をそれぞれ紹介します。

  1. 角川武蔵野ミュージアム
  2. ところざわサクラタウン本棟
  3. 武蔵野坐令和神社(むさしのれいわじんじゃ)

角川武蔵野ミュージアム

角川武蔵野ミュージアムの外観はこの複合施設の一番の特徴でもある。ごつごつとした岩の塊のような外壁は、花崗岩(かこうがん)のパネル2万枚で覆われ、一つあたりの重さが50~70㎏もある

建築の特徴としては、無数のひだと裂け目のある幾何学的な形状で、本・モノ・コトが複雑に混ざり合う迷宮館のような外観となっている。

ところざわサクラタウン本棟

ところざわサクラタウンの本棟の特徴は、網目のかなり粗いエキスパンドメタルによる外観である。これは、角川武蔵野ミュージアムのごつごつ感に呼応するためにエキスパンドメタルが用いられた。

さらに、「千人テラス」と呼ばれる最大1000人収容できる大型テラスがあり、ここでは様々なイベントが行われている。

武蔵野坐令和神社(むさしのれいわじんじゃ)

建築の特徴としては、日本の伝統的な神社の建築様式を用いつつ、千木や鳥居はメタル製であるなど、「伝統×現代」が実現した建築となっている。

内観の特徴

ところざわサクラタウンの内観は、歌手のYOASOBIさんが紅白で歌唱した、角川武蔵野ミュージアムの立体的な本棚が有名であるが、本棟の特徴も交えて紹介します。

  1. 角川武蔵野ミュージアム
  2. ところざわサクラタウン本棟
  3. 武蔵野坐令和神社(むさしのれいわじんじゃ)

角川武蔵野ミュージアム

角川武蔵野ミュージアム内部は、図書館ゾーン・美術館ゾーン・博物館ゾーンに分かれている。

その中でも魅力的なのが図書館ゾーンである。図書館ゾーンは、「エディットタウン」「本棚劇場」「ブックストリート」などからなる。

コンセプトとしては「じっとしていられない図書館」を目指し、知と遊びが融合した空間になっている。

「エディットタウン」ではブックストリートを挟んで、9つのキーワードでジャンル分けされた2万5千冊ほどの本を自由に読むことができる。

「本棚劇場」は、3層平均24段、高さ約8mの違い棚による本棚がぐるりと周囲を囲んでいる。ここでは、30分に一度プロジェクションマッピングが行われ、本館の一番の魅力となっている。

「ブックストリート」は、約50mに及ぶ本に囲まれた道で、「エディット&アートギャラリー」という美術館ゾーン、「ウンダーカマー秘宝館」という博物館ゾーンとつながっている。

ところざわサクラタウン本棟

ところざわサクラタウン本棟は、大小二つのホールからなる「ジャパンパビリオンや、角川のオフィス、一般にも開放している「角川食堂」など様々な要素が混在しているまさに複合施設となっている。

武蔵野坐令和神社

武蔵野坐令和神社は、「ここまで大きな複合施設なら神社もいるだろう」という、角川会長の言葉によって建てられた建築である。

目的としては「祈りの場・憩いの場・賑わいの場」の三つの役割を果たす神社である。内部には、天野喜考氏が手がけた天井画なども描かれている。

最後に・・・

以上が隈研吾さんが設計した「ところざわサクラタウン」の全容でした。

三つの棟がそれぞれ違った特徴・雰囲気を持ちながらも全体として一つのにぎやかな街を形成しているような構成が魅力的な建築です。

たけひこ
たけひこ

所沢を訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください!!

閲覧していただきありがとうございます。

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