建築

高輪ゲートウェイ駅【隈研吾】

建築
スポンサーリンク
スポンサーリンク

高輪ゲートウェイ駅とは?

高輪ゲートウェイ駅は2020年に開業した山手線の新駅である。

山手線駅

高輪ゲートウェイ駅は、山手線の駅としては、西日暮里駅以来49年ぶりの新駅となる。

位置としては、品川駅と田町駅の間にもともと存在した車両基地の跡地に配置された。

2020年の開業は、東京オリンピックに合わせた暫定開業であり、本開業は2024年を予定されている。

設計を務めたのは、木材を使った建築で話題の建築家隈研吾

隈氏らしい木材であふれる内装はもちろん、コンコースとホームが一体となった大空間が魅力的な駅になっている。

たけひこ
たけひこ

そんな、高輪ゲートウェイ駅の特徴を今回ご紹介します!!

隈研吾とは

  • 1954 横浜に生まれる
  • 1979 東京大学大学院修了
  • 1979 大手設計事務所日本設計就職
  • 1990 隈研吾建築都市設計事務所設立
  • 1997 日本建築学会賞作品賞受賞
  • 2009 東京大学工学部建築学科教授就任

隈研吾氏は、日本で今最も注目を集める建築家である。

代表作としては、「国立競技場」や「浅草文化観光センター」などが挙げられる。

隈建築を象徴するのは、木材をふんだんに使用した日本らしい建築である。特に木製のルーバーを多用し、暖かみのある空間を作る。

建築の特徴

高輪ゲートウェイ駅の建築的特徴としては、次のような点が挙げられる。

  1. まちと連続する透明なガラスのファサード
  2. 大きな白い膜屋根による外観
  3. 樹木状の柱が見える構造
  4. 開放感のある吹き抜け
  5. 折り紙をモチーフにした白い膜屋根
  6. 随所に用いられた東北の木材
  7. 他の駅にない新しい設備

まちと連続する透明なガラスのファサード

設計コンセプト「駅まち一体」

このコンセプトを実現させるために、ファサードはガラス張りとし、外の風景を内部に取り入れられる構成としている。

さらに、ガラス張りも雨を防げる程度の最低限のものとして、一部は風などを取り込めるように、ガラスすら設置されていない。

大きな白い膜屋根による外観

高輪ゲートウェイ駅の屋根には、白い膜屋根が用いられている。

コンセプトである「駅まち一体」を実現する

さらに、膜屋根は光を適度に透過するため、昼間は照明がなくても明るい空間がつくられている。

樹木状の柱が見える構造

内部と外部を連続させるための大空間は、

高輪ゲートウェイ駅の内部空間は、まちと駅の一体性を作り出すために吹き抜けの大空間となっているが、それを可能とするために樹木状の柱の構造が用いられた。

内観の特徴

高輪ゲートウェイ駅の内観の特徴として次のような点が挙げられる。

  1. 開放感のある吹き抜け
  2. 折り紙をモチーフにした白い膜屋根
  3. 随所に用いられた東北の木材
  4. 他の駅にない新しい設備

開放感のある吹き抜け

通常の駅の場合 ホームとコンコース(駅内のホールを兼ねた広い通路)が別空間になっていて、ホームには低い屋根がかけられている。

高輪ゲートウェイ駅 ホームとコンコースが大きな吹き抜け空間によって連続していて、大きな一つの空間内に収まっている。

折り紙をモチーフにした白い膜屋根

白い膜屋根は、軽量であるため今回の大きな吹き抜け空間に適した材料である。さらに、この膜は光を通し、熱を通さないという特徴もあるため環境面にも優れている。

また、膜屋根の形状は折り紙をモチーフとした幾何学的形状であり、さらに障子をイメージしているため、日本らしい和を感じられるつくりとなっている。

随所に用いられた東北の木材

高輪ゲートウェイ駅には隈研吾さんらしい木材が随所に用いられている

上の写真でもわかるように柱や壁、膜屋根架構の一部に木材が使用されている。そして最も魅力的なのが、床も木目調のタイルになっていることである。これにより、木材のあふれる温かい空間になっている。

他の駅にない新しい設備

高輪ゲートウェイ駅には、他の駅にはない設備やロボットも多く存在する。

その一つとして、上記写真の無人決済店舗「TOUCH TO GO」というコンビニがある。このコンビニは、手にした商品を勝手に認識して、レジの前に行くと持っている商品が表示されるというシステムが用いられている。

さらに、運賃表が従来のパネルではなく、液晶ディスプレイになっているなど、現代的な設備も特徴的な駅である。

建築概要

  • 所在地:東京都港区港南
  • 竣工 :2020年3月
  • 用途 :駅舎
  • 構造 :S造
  • 階数 :地下1階 地上3階
  • 高さ :約28m
  • 設計 :隈研吾建築都市設計事務所
  • 構造 :JR東日本建築設計
  • 設備 :JR東日本建築設計
  • 施工 :大林組+鉄建建設

施設概要

最後に・・・

以上が2020年に開業した山手線の新駅、高輪ゲートウェイ駅でした。

膜屋根による大空間が特徴的な、今までにない駅舎だったと思います。

たけひこ
たけひこ

高輪ゲートウェイ駅は、まだ開発途中であるため、今後どのような施設になっていくのか注目していきたいです!

閲覧していただきありがとうございます。

タイトルとURLをコピーしました