建築

ガーデンテラス長崎【隈研吾】

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ガーデンテラス長崎とは?

ガーデンテラス長崎は、長崎市は稲佐山の中腹に建つリゾートホテルである。

長崎は2012年にモナコ、香港と共に「世界新三大夜景」に選出

このように、世界的にも魅力的な景観をどのように建築に取り入れるかが重要な課題であった。

そんな中、設計を務めたのは最近話題の建築家隈研吾

「魅力的な景観」と「必要な大小さまざまな諸室」をどのような建築にまとめ上げるかを考え、設計を進めたという。

たけひこ
たけひこ

そんな、ガーデンテラス長崎の特徴をご紹介します!!

隈研吾とは?

  • 1954 横浜に生まれる
  • 1979 東京大学大学院修了
  • 1979 日本設計就職
  • 1990 隈研吾建築都市設計事務所設立
  • 1997 日本建築学会賞作品賞受賞
  • 2009 東京大学教授に就任

隈研吾は、木材をふんだんに使用した日本的な建築を数多く手がける建築家である。

代表作としては、「浅草文化観光センター」「根津美術館」「那珂川町馬頭広重美術館」などが挙げられる。

最近では、2021年に開催された東京オリンピックのメインスタジアム「国立競技場」を手掛けたことでも話題となった。

建築の特徴

ガーデンテラス長崎の建築的特徴としては、次のような点が挙げられる。

  1. 木で「作られた」建築
  2. 木のパネルと連動する開口部
  3. 壁から連続する屋根
  4. 木であふれるエントランス
  5. 長崎港の絶景を望める屋上広場
  6. ガラス張りのチャペル

木で「作られた」建築

このホテルでは、隈研吾氏を象徴する木材をふんだん使用し、次のような建築象が目指された。

木で「覆われた」建築ではなく、木で「作られた」建築

「木で作られた建築」にするためには、外装や内装にただ木材を多用するだけではだめだ。

木材という自然素材の小ささと、大きな建物とのギャップをなくさなければ「木で作られた建築」にはならない。

そこで隈研吾氏は、木材をパネル化し、大きなと建物と小さな木材との中間的な材料を創出。

これによって、全体が木で「作られた」ような感覚を味わえる建築が完成した。

木のパネルと連動する開口部

大小さまざまな木のパネルによって構成される外壁。

そのランダム性と呼応するように、ガラスの開口部も、大小さまざまなサイズの四角形がランダムに配置されている。

これにより、木で「作られた」建築という概念が強調されつつ、印象的な外観がつくられている。

壁から連続する屋根

さらに、壁面のランダム性から連続するように、ランダムに配置されたトップライトのある屋根が設けられている。

この屋根下の屋上空間は、下階とは違い柱とガラスによって構成されているため、外部に開かれた空間となっている。

さらに、屋根の先端部分は先細りしているため、上の写真のように、外からは極薄の軽々しい屋根に見えるように工夫されている。

木であふれるエントランス

ガーデンテラス長崎のエントランス部分にも木材が多用されている。

ここでは、様々な角度の壁面に、大小様々な木のパネルが配置されているため、木の温もりを最大限に感じる魅力的な空間となっている。

長崎港の絶景を望める屋上広場

外に開かれた屋上広場からは、長崎港や長崎の街並みが一望できる。

さらに、天井面には壁面と同様に、大小さまざまな開口部がランダムに配置されているため、時間や天候によって多様な光が差し込み、様々な表情を作り出す。

ガラス張りのチャペル

さらに、屋上にはガラスの壁で囲われたチャペルが存在。

ここからも、長崎の絶景を眺めることができ、カップルに人気のスポットとなっている。

さらに、チャペル内にある椅子や床には木材が使用されており、木のぬくもりを感じられる空間ともなっている。

建築概要

  • 所在地:長崎県長崎市秋月
  • 竣工 :2009.05
  • 用途 :ホテル
  • 構造 :RC造、SRC造、S造
  • 階数 :地下2階 地上4階
  • 設計 :隈研吾建築都市設計事務所
  • 施工 :清水建設

施設概要

最後に・・・

以上がガーデンテラス長崎の特徴でした。

ランダムに配置された木材パネルによって、大きなヴォリュームに小さな木材が溶け込んだ魅力的な建築だったと思います。

たけひこ
たけひこ

長崎市を訪れる際は是非、ガーデンテラス長崎に立ち寄ってみてください!!

ご覧いただきありがとうございました。

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