【建築紹介43】静岡県富士山世界遺産センター:坂茂

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静岡県富士山世界遺産センターとは?

静岡県富士山世界遺産センターは、2013年に世界文化遺産に登録された「富士山」を、歴史、文化などの観点から伝えていくために建てられた施設である。

信仰の対象としての富士山

富士山は古代より、噴火を繰り返すため人々から恐れられていた。

それと同時に神が宿る山として信仰の対象ともなっていた。

これらのことより、2013年「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉」として価値が認められ、世界文化遺産登録を果たした。

設計を務めたのは建築家坂茂ばんしげる氏であり、次のことをコンセプトとして設計したという。

「富士の水の循環と反映」

建築の特徴としては、「逆さ富士」型をした建物が前面に設置された水盤に映し出されることで、富士山の虚像が出現する構成となっている。

坂茂とは?

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