みなさんこんにちは、たけです。
今回は、鎌倉市の有名建築物4選をご紹介します。
坂倉準三やノーマンフォスターといった有名建築家の作品を多数紹介しているので、是非最後までご覧ください。
では早速本題に入ります。
鎌倉市の有名建築物4選【坂倉準三・ノーマンフォスターなど】
1.鎌倉文華館鶴岡ミュージアム【坂倉準三】

鎌倉文華館鶴岡ミュージアムは、日本最古の公立近代美術館「神奈川県立近代美術館」として1951年に開館した建物である。
現在は、神奈川県立近代美術館としての機能は隣接する「鎌倉別館」と「葉山館」の2棟に譲渡され、本施設は「鎌倉文華館鶴岡ミュージアム」として、鎌倉の歴史や文化を紹介する施設となっている。
建築の設計は、ル・コルビジェの弟子としても知られる建築家「坂倉準三」が担当。
建築としては、池に飛び出すかのように建つ重厚感と軽快さをあわせもった構成が特徴的で、この時代に流行した「日本の伝統」と「モダニズム」を融合した作品となっている。
これらの特徴から、日本モダニズムを象徴する建築として、国内外で高い評価を得ている。
2.神奈川県立近代美術館・別館【大高正人】

神奈川県立近代美術館・鎌倉別館は、旧神奈川県立近代美術館(現・鎌倉文華館鶴岡ミュージアム)の別館として、1984年に建設された建築物である。
現在は、神奈川県葉山町にある「神奈川県立近代美術館・葉山館」と近代美術館の機能を分担する形で運営されている。
建築の設計は、福島県出身の建築家「大高正人」が担当。
建築全体は、敷地内にある埋蔵遺跡を避けるためにキャンチレバーが多い構成となっているが、外壁は質感のある炻器質タイルによって仕上げられているため、重厚感と軽快さを兼ね備えた魅力的な外観が形成されている。
おそらく、色遣いや質感などは、旧本館である鎌倉文華館鶴岡ミュージアムと対比させているのだろう。
3.鎌倉歴史文化交流館【ノーマン・フォスター】

- 設計:ノーマン・フォスター
- 住所:神奈川県鎌倉市扇ガ谷
- 竣工:2004年
- 用途:博物館
- URL:公式ページ
鎌倉歴史文化交流館は、鎌倉で発掘された出土品を中心に、鎌倉に関する歴史などを紹介する施設として、2017年に開館した博物館である。
本博物館は、世界的建築家ノーマン・フォスターが手がけた住宅建築をリノベーションする形で開館している。
建築全体は、分厚い石壁が何枚も平行に並べられ、その間に内部空間が設けられたリニアな構成となっている。
日本でも数少ないノーマンフォスター建築。しかも元々は住宅として建てられた建築物である。この要素だけでも一生に一度は訪れるべき建築作品だ。
4.鎌倉芸術館【石本建築事務所】

鎌倉芸術館は、大小2つのホールや展示ギャラリーなどの機能が入る、神奈川県鎌倉市に建つ芸術文化施設である。
建築の設計は、日本の大手組織設計事務所「石本建築事務所」が担当。
写真を見て分かる通り、水平ストライプのファサードが象徴的ながらも落ち着きのある外観を形成しており、古都鎌倉にふさわしい建築作品となっている。
また、写真中央に映るエントランスホールの奥には、三層の回廊によって囲われた魅力的な中庭空間が広がっており、その中庭は鎌倉らしい竹林の庭となっている。
神奈川全体の有名建築物

今回はこれで以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。