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東京都庁舎【丹下健三】

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東京都庁舎とは?

東京都庁舎は、1980年代半ば頃に、丸の内に分散していた都庁舎をまとめて、新たに新宿に建設された建物である。

1986年に丹下健三・磯崎新・日本設計・前川國男などの大手事務所による大規模なコンペを経て、見事なレイアウトや、後期ゴシック風の外観が審査員に評価され、丹下健三の案が採用された。

東京都庁舎は、第一本庁舎・第二本庁舎・都議会議事堂の3棟で構成され、それらが一体となり東京都の行政を支えている。

たけひこ
たけひこ

そんな、東京都庁舎の特徴を今回ご紹介します!!

丹下健三とは?

  • 1913 大阪府堺市に生まれる
  • 1938 東京帝国大学工学部建築科卒業
  • 1938 前川國男建築事務所入所
  • 1941 東京帝国大学大学院入学
  • 1946「丹下研究室」を作る
  • 1951 CIAM参加
  • 1987 プリツカー賞受賞
  • 2005 3月22日死去(91歳)

丹下健三は、日本のモダニズム建築の基礎を作り上げた人物である。

さらに、「世界のタンゲ」とも呼ばれていたように、世界的にも活躍された建築家であった。

代表作としては、「広島平和記念資料館」や「国立代々木競技場」などが挙げられ、大規模で国家的な建築を多く手がけたことでも知られている。

建築の特徴

東京都庁舎は、第一本庁舎・第ニ本庁舎・都議会議事堂の3棟によって構成されているため、それぞれの特徴をご紹介します。

  1. 2棟が連結した第一本庁舎
  2. 3棟が連結した第二本庁舎
  3. 低層の都議会議事堂
  4. 東京の風景が一望できる展望室

2棟が連結した第一本庁舎

第一本庁舎は、高さ243mの2棟構成となっており、完成当時は日本一の高さを誇るビルとして知られていた。(2022年現在は日本9位である)

日本ビルの高さランキングTOP10
  1. あべのハルカス(大阪・300m)
  2. 横浜ランドマークタワー(横浜・296m)
  3. sisりんくうタワー(大阪・256m)
  4. さきしまコスモタワー(大阪・256m)
  5. 虎ノ門ヒルズ 森タワー(港区・255m)
  6. ミッドタウンタワー(港区・248m)
  7. ミッドランドスクエア(名古屋・247m)
  8. JRセントラルタワーズ(名古屋・245m)
  9. 東京都庁舎(新宿・243m)
  10. NTTドコモ代々木ビル(渋谷・239m)

また、東京都庁舎はパリ・ノートルダム大聖堂を参考に、正八角形の平面形状を持つ、ゴシック様式風の外観となっている。

3棟が連結した第二本庁舎

第二本庁舎
photo by Wiiii /CC 表示-継承 3.0
新宿パークタワー

第二本庁舎は、高さが異なる3つの棟が結合した形状をしているが、これは聖堂をモチーフとしており、現代的ながらもどこか趣のある外観となっている。

また、第二本庁舎は、同じく丹下健三が設計した新宿パークタワーと構成がそっくりであり、地域の統一性を作り出している。

都議会議事堂

都議会議事堂の外観は、半円形となっており、第一本庁舎の対面に位置し、都民広場を囲んでいる。

ここでは、都議会本会議などが行われる。

東京の風景が一望できる展望室

第一本庁舎には、展望室が45階の南側と北側に二つある。

その高さ202mからは、東京タワー・スカイツリー・富士山などを望むことができ、人気観光スポットとなっている。

構造としては、架構自体が大きい「スーパーストラクチャー方式」を採用しているため、内部に広大なスペースが作り出されている。

たけひこ
たけひこ

また、展望台の他にも、売店や飲食店などもあるため、是非一度訪れてみてください!!

補足

東京都庁舎のコンペでは、丹下健三氏の案が採用されましたが、丹下健三の弟子である磯崎新の案も注目を集めた。

丹下健三を含め、磯崎案以外はすべて超高層ビルの提案であったが、磯崎新氏は唯一、高さが100mを下回る低層ビル案を提出。

低層ビルを提案した理由は、従来の縦割りの行政を横方向へ広げていくためでだという。

たけひこ
たけひこ

この案は、落選はしたものの、世間の評判は高かったようです!

建築概要

以下は第一本庁舎についてである。

  • 所在地:東京都新宿区西新宿
  • 竣工 :1990年12月
  • 用途 :行政庁舎 
  • 構造 :S造 RC造 SRC造
  • 階数 :地上48階、地下3階 
  • 高さ :①243m 
  • 設計 :丹下健三
  • 施工 :大成建設 大林組 竹中工務店など

施設概要

最後に・・・

以上が、丹下健三が設計した東京都庁舎の特徴でした。

東京都庁舎は、外観の装飾性が高いため、ポストモダン的であるなどの批判も多かったようです。

しかし、その特徴的な形態は東京のランドマークとしての役割を果たしています。

たけひこ
たけひこ

是非一度、東京都庁舎を訪れてみてください!!

ご覧いただきありがとうございます。

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