釧路市の有名建築物4選【一生に一度は訪れたい!】

皆さんこんにちは、当サイト「建築LIFE」を運営しているたけと言います。

今回は、北海道東部・太平洋沿岸にある市「釧路市」の有名建築物4選をご紹介したいと思います。

毛綱毅曠など、有名な建築家が設計した作品も複数紹介しているので、是非最後までご覧ください。

では早速本題に移ります。

目次

釧路市の有名建築物4選【一生に一度は訪れたい!】

1.釧路市立博物館【毛綱毅曠】

  • 設計:毛綱毅曠
  • 竣工:1984年
  • 用途:博物館+埋蔵文化財センター
  • 住所:北海道釧路市春湖台1-7
  • URL:公式ページ

釧路市立博物館は「釧路市埋蔵文化財調査センター」を併設する形で、1984年・北海道釧路市に建設された博物館である。

設計を務めたのは、「石川県能登島ガラス美術館」「くびき駅」など、建築とは思えないような作品を数多く手がける異色の建築家「毛綱毅曠」だ。

冬季に「タンチョウ」が飛来することで有名な釧路市という敷地を考慮し、建築は「タンチョウが翼を広げた姿」をイメージして設計されたと言われている。

この建築は、1984年に「日本建築学会賞」を受賞しており、毛綱毅曠の代表作としても知られている。

2.釧路フィッシャーマンズワーフMOO/EGG【毛綱毅曠】

photo by 663highland/CC 表示 2.5
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  • 設計:毛綱毅曠
  • 竣工:1989年
  • 用途:旅客ターミナル・商業施設
  • 住所:北海道釧路市錦町2
  • URL:参考ページ

釧路フィッシャーマンズワーフMOO/EGGは、1989年・北海道釧路市に建設された複合商業施設である。

設計を務めたのは、釧路市立博物館と同じ、異色の建築家「毛綱毅曠」である。

施設全体としては「商業施設のMOO」「全天候型植物園のEGG」の2つの棟で構成されており、その2つの棟が前面に流れる釧路川に沿うようにして配置されている。

建築としては、全面ガラス張りのドーム型建築「EGG」が特徴的だが、この内部は植物園となっており、寒さが厳しい釧路の冬であっても、人々が緑を堪能できる空間をつくることを目的として建設された。

また、商業施設が入る「MOO」の方の建築は、外観に鉄骨ウィングや鉄骨トラスなどが突き出しており、毛綱毅曠らしさが漏れ出ている。

3.北海道立釧路芸術館【象設計集団】

photo by 663highland/CC 表示 2.5
  • 設計:象設計集団
  • 竣工:1998年
  • 用途:芸術館
  • 住所:北海道釧路市幸町4丁目1番5号
  • URL:公式ページ

北海道立釧路芸術館は、美術作品の収集・展示のみならず、コンサートや映画会といったあらゆるイベントを開催することを目的に、北海道釧路市に建設された芸術館である。

設計を務めたのは、「名護市庁舎」や「宮代町立笠原小学校」などを手掛けたことで知られる設計事務所「象設計集団」である。

この芸術館が建つ敷地周辺は、かつて「レンガ倉庫街」として栄えた地域であり、その歴史をふまえた上で、本施設は当時のレンガ倉庫をモチーフとして設計されている。

また、施設前面には整備された緑地と太平洋に注ぐ釧路川が存在しており、それらの自然環境とも調和するかのような、落ち着きのある施設となっている。

4.釧路市こども遊学館【アトリエブンク】

photo by くろふね/CC 表示 3.0
  • 設計:アトリエブンク
  • 竣工:2005年
  • 用途:文化施設
  • 住所:北海道釧路市幸町10丁目2
  • URL:公式ページ

釧路市こども遊学館は、科学館と児童館の機能を併せ持つ、北海道釧路市に建つ文化施設である。

設計を務めたのは、北海道を中心に設計活動を行う設計事務所「アトリエブンク」だ。

ゆるやかな曲線を描くガラスの壁によって囲われた本施設の中には、宙に浮くような「球体状のプラネタリウム」が設置されており、子どもたちの好奇心を刺激する空間となっている。

また、球体状のプラネタリウムの下には、内部空間であるにも関わらず「砂場広場」が設置されていたり、そのほかにも「ロッククライミング」や「ネットジャングル」といった子供のための機能がたくさん付加されている。

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