【建築家】白江龍三の代表作品3選

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建築家・白江龍三とは?

引用 白江 龍三 || 株式会社白江建築研究所 || 登録建築家

白江隆三のプロフィール

  • 生誕:1952年1月24日
  • 年齢:72歳
  • 出身:埼玉県
  • 職業:建築家

白江龍三は、あの有名な「金沢駅」を設計したことで知られる、日本人建築家だ。

大学は「日本大学理工学部建築学科」に通っており、その後同大学の修士課程にも進学。

さらに修士課程修了後は、菅原建築事務所・日本設計事務所・エス・ディー・シーなどの建築事務所に勤務後、自身の設計事務所を設立し独立を果たしている。

現在は、東京都中野区東中野に「株式会社白江建築研究所」を構え、建築の計画・設計・都市計画などを行っている。

白江龍三の代表作品3選

1.金沢駅東広場

  • 設計:白江龍三
  • 住所:石川県金沢市堀川町
  • 竣工:2005年3月
  • 用途:駅舎建築
  • URL:建築詳細ページ

金沢駅東口広場は、2005年に金沢市の玄関口になる施設として建設された駅舎建築である。

建築全体は、鼓の形状をモチーフにした「鼓門」と、大きな傘をモチーフにした「もてなしドーム」の2つの要素によって構成されており、世界的にも類を見ない日本的な空間が生み出されている。

アメリカの旅行雑誌『トラベル&レジャー』が2011年に選出した、『世界で最も美しい駅14選』に、日本で唯一金沢駅が選出されたことでも話題になった。

木材をふんだんに使用した建築であることから、隈研吾の作品と勘違いされることも多い作品である。

建築詳細ページ

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2.東松山市総合会館

  • 設計:白江龍三
  • 住所:埼玉県東松山市松葉町
  • 竣工:1992年7月
  • 用途:市役所・会議室・ホール・レストラン
  • URL:公式ページ

東松山市総合会館は、1992年に埼玉県松山市に建設された複合施設である。

建築最大の特徴は、地上から屋上まで続く屋外階段が、半円形平面をした建物に絡みつくように配置されていることである。

これによって、周りの街並みや自然環境と建築の間に連続性がもたらされ、生態系に溶け込むような空間が生み出されている。

さらに、地上4階・地下1階建ての建物内には、地階から最上階までを貫く、円形の吹き抜けが設けられており、これによって、建物内部でも一体性が演出されている。

3.太田市立休泊小学校

  • 設計:田中雅美・岩本弘光・白江龍三・宮崎均
  • 住所:群馬県太田市
  • 竣工:1999年3月
  • 用途:学校
  • URL:公式ページ

太田市立休泊小学校は、群馬県太田市に建つ小学校校舎である。

元々は、1973年に建設された極一般的な小学校校舎だったが、1999年に耐震改修および大規模改造を実施。

その大改修は、田中雅美・岩本弘光・白江龍三・宮崎均という4人の建築家が共同設計で行った。

元々の校舎が閉鎖的であったため、白江龍三らは、各教室から直接出入りできる「木製すのこ敷・ルーフバルコニー」を新たに設置

これによって、内外に連続的なつながりが生み出された、開放的な校舎へと生まれ変わった。

【建築家】白江龍三の代表作品3選まとめ

白江龍三の代表作品3選まとめ

  1. 金沢駅東広場
  2. 東松山市総合会館
  3. 太田市立休泊小学校

今回はこれで以上になります。

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