建築

House of Hungarian Music【藤本壮介】

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House of Hungarian Musicとは?

House of Hungarian Musicは、ハンガリーの首都ブダペストの公園の中に存在するコンサートホールのことである。

House of Hungarian Musicは、日本語で「ハンガリー音楽の家」を意味する。

設計を務めたのは、最近話題となっている建築家「藤本壮介」。

「自然環境の延長線上にある建築」

このようなコンセプトを基に、周辺の自然環境と建築環境の境界があいまいになったコンサートホールが完成している。

藤本壮介とは?

  • 1971 北海道に生まれる
  • 1990 旭川東高等学校卒業
  • 1994 東京大学卒業
  • 2000 藤本壮介建築設計事務所設立

藤本壮介は、日本のみならず海外でも活躍する日本を代表する建築家である。

代表作としては、「白井屋ホテル」「東京アパートメント」「L’Arbre Blanc」などが挙げられる。

2025年大阪万博のデザインプロデューサーに就任したことでも最近話題となり、木材を大胆に使用したリング状の大屋根のプランは賛否両論を生んでいる。

建築の特徴

House of Hungarian Musicの建築的特徴としては、次のような点が挙げられる。

  1. 音の波をイメージした「大屋根」
  2. 大屋根に開く100個の「光の孔」
  3. 内外の境界を曖昧にする「ガラスカーテン」
  4. 樹木のような細い「柱」
  5. 大屋根裏にはられた無数の「葉」

音の波をイメージした「大屋根」

この建築の最大の特徴である、有機的曲面を持った大屋根。

この大屋根の形状は、音の波をイメージして設計したという。

この緩やかにカーブする屋根がコンサートホールという空間、さらには外部空間すらも優しく包み込む。

大屋根に開く100個の「光の孔」

コンサートホールを包み込む大屋根には、100個に及ぶクレーターのような孔が開けられている。

この孔からは太陽の光が差し込み、分厚い大屋根の下でも自然光を享受できる。

また、このように大きさ形状がランダムな孔が点在することで、まるで木漏れ日のような光がコンサートホール内部に落ちる。

内外の境界を曖昧にする「ガラスカーテン」

コンサートホールの壁面は、全面的にガラスのカーテンによって覆われている。

透過性の高いガラスによって内外の様子が相互に可視化され、境界部分がさらに曖昧になっていく。

まるで周辺の公園が建物内部にまで延長しているようである。

樹木のような細い「柱」

また、内部空間やガラスと公園の間の空間には細い柱が乱立している。

この柱を公園の風景を背景にして見てみると、まるで樹木のように見えてくる。

ガラスによって内外の境界を曖昧にし、さらに柱を樹木に見立てることで建築が自然環境に溶け込んでいく。

大屋根裏にはられた無数の「葉」

大屋根の裏には「葉」の形をした金色のコンポジット材が貼られている。

この「葉」と樹木のような柱によって構成される内部空間では、もはや森の中にいるような感覚にさえ陥るだろう。

建築概要

最後に・・・

以上がHouse of Hungarian Musicの特徴でした。

内部と外部の境界を曖昧にするための工夫や、外の自然環境を内部に取り込む構成などが魅力的な建築になっていたと思います。

たけひこ
たけひこ

是非一度、House of Hungarian Musicに訪れてみてください!!

ご覧いただきありがとうございました。

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